2007.03.31 Saturday
「パパ、ただいまー!」
昨晩1週間ぶりに娘と家内が帰ってきました。死んだような静かな家にようやく活気が戻ってきました。仕事が終わり、自宅へ戻るなり「パパ、ただいまー!パパとすごく会いたかった!」と2人で私のところへ猛ダッシュ。「パパ、抱っこしてー!」と早速まとわりついてきました。普段だと激疲れでうっとうしい?事もありますが、昨日だけは格別な気分でした。以前は1週間程だとそんなに寂しく感じなかったのに、今回は体調がすぐれなかったせいもあってか異常に寂しく感じました。大好きなケンタッキーフライドチキン(特に今テレビCMでオンエアー中のガーリックチキン)を頬張りながら、1週間ぶりのアルコール。夕食後は「今日はパパと入りたい!」と珍しく?言ってくれたので、一緒にお風呂。背中を流して貰いながら、パパの至福のひとときです。その後も「今日はパパと一緒に寝たい!」と娘に囲まれてぐっすりと眠りました。(そんなこといつまで言ってくれるのか・・・。おかげで寝坊してしまいました!)うちは女の子なので、息子のように野球やサッカー等などいわゆる男の子系の遊びをすることはありません。一緒に遊んでも当然のごとく、いつでも「おままごと」。パパはいつでもお客さん役です。TV番組もいわゆる女の子系のキャラクターはずいぶん覚えました。よく患者さんから「先生のところは、男の子がいないから跡継ぎがいないねえ。もう1人頑張って、男の子は作らないの?」なんて言われますが、男の子だからと言って必ずしも跡を継いでくれるなんて限らないし、逆に男の子なんか出来るとかえってドクターにしたくなりそうなので、それもお互い不幸の始まり?かもしれません。ましてや私たちの娘や息子の時代の「ドクター」なんて言う職業はどうなっているのか想像もつきませんし、「ドクター」なんてなりたくない職業に名前を連ねているかもしれません。私の子供たちの代はどんな職業が花形でしょうか?ましてや今の世の中いくら「男女平等」とは言っても、娘たちがキャリアウーマンで一生独身でバリバリ働かれてもパパ的には困ります。もちろん、うだつの上がらない男?と結婚していろいろと苦労をされても困ります。パパが元気なうちは、もちろんパパが面倒見てあげたいけれど、当然のごとく一生は面倒を見れそうもありません。まだまだ小さいので具体的に進路のことは考えていませんが、小学校の中学年ごろから塾でも行かせて中学受験でもさせるべきなのか迷うところでもあります。基本的には子供たちにとってもたった1回の人生なので、好きなことをやらせてあげたいとは思いますが、私も世の中のパパ同様心配で心配で仕方ありません。きっと年頃になって、彼氏でも出来ようものなら、いくら家にいても居留守を使いそうですし、嫌われるのが分かっていてもそうしてしまいそうな自分がいます。さらにそれが「茶髪でロン毛,ピアスをし口の利き方も知らないような彼氏だったとしたら・・・?」、そんなこと考えたくもありません。私自身も両親には多大な苦労をかけましたが、結局自分もその年齢や立場にならないと分からないわけです。そんなことを考えながら、私に抱っこして熟睡している娘たちを眺めながら、ヒシヒシと幸せを感じた昨日1日でした。