横浜(港北ニュータウン)で働く超熱血ドクターMの日記(横浜市 都筑区 松井クリニック 整形外科・形成・美容外科・内科・小児科・皮膚科)

 院長の本音が聞けます!
ジャンルに関係なく日々診療等で感じたことを思いのまま
医師の意見としてではなく一個人として日記風に綴っていこうと思います。

何か共感出来るご意見等あればどんどんコメントして下さいね。
(携帯電話やスマートフォンでもご覧になれます!)

但し、診療や業務上のご質問やお問い合わせには一切お答えしませんし、
否定的なコメントはすべて削除しますのでご了承下さいね。

当クリニックは、横浜市都筑区港北ニュータウンのクリニックです。

小児一般の診療からお年寄りまで、内科・小児科・皮膚科
から外科系一般の診療が同時に受けることができます。
(土曜日も午後5時まで診療致しております。)

アンチエイジングはもちろん最先端の脱毛や美肌治療,
プラセンタ,ニンニク注射等も可能です。

当院で働きながらきれいになっていきませんか?
現在よく働きよく遊びたい??「熱血美女軍団」
(受付及び医療事務,正・准看護師)大募集中です!!
PROFILE
超熱血ドクターM
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「ジャンルに関係なく日々診療等で感じたことを、思いのまま医師の意見としてではなく、一個人として日記風に綴っていこうと思います。」
とは言いつつも、今日もアドレナリンいっぱいの「情熱」発信系のブログを書きたい私、超熱血ドクターMです。
みなさん今日も頑張りましょうね!
 
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「まったく「日本」ってどんな国?」
 昨日のブログで「もうそろそろ10月、「衣替え」の季節だというのに、連日暑い日が続きます。」なんて書いたらいきなり昨日はグッと冷え込み、朝からシトシトと長雨の一日でした。(今朝もかなりの冷え込み雨模様です。)起床時から私の心と身体は鉛のように重く、軽い微熱と吐き気を伴い朝の外来は始まりました。朝食後に山のように薬を内服しましたが、確かに一時的にダルイ感じは取れましたがスッキリせず無事に外来を済ませることができました。こんな時は「ドクターって、つらいなあ・・・。それも開業医は・・・。」としみじみと感じますが、私の代わりはいないのでどんなことがあっても頑張るしかありません。父が亡くなる前後の外来もすごく辛かったのですが、亡くなった父が「私がメソメソしていても喜ぶまい・・・。」と自分自身を鼓舞しながら頑張りました。今回は恐らく連休前後からの患者さまのラッシュ状態とスタッフの問題等などのストレスが重なり、発病したと思われます。とは言っても今日も外来。その後は月の最終日でレセプトもチェックしなければなりません。(「あーつらいなあ・・・。」)以前、先輩のドクターから「松井ちゃん、30代のうちはまだ無理が利くけど40過ぎると一度ガクッときて、さらに45過ぎるとガクッとくるから身体は鍛えておいた方が良いよ!」と言われていましたが、ついつい仕事に追われて自身の健康管理がおろそかになっていたように思います。最近はストレスでつい寝る前にアイスクリームを食べたり、大好きなコカコーラを飲んだりで体重も増加しつつあります。先日も娘に「パパ、白髪があるよ!私が抜いてあげるね!」と言われたり、自分の顔を鏡で見てもかなりお疲れモードです。「素敵なパパでずっといたい・・・。」のも山々でありますが、それにはお仕事同様、相当な努力が必要なわけです。それなのに相変わらずの「医療バッシング」で、「開業医は勤務医に比べて楽してるから、時間外や日曜日ももっと働け!じゃないと診療報酬ももっと下げるぞ!」と言ったような報道が連日なされ、「じゃあ、全国的な看護師不足等のスタッフの問題も政府が面倒見てくれるわけ・・・?労務管理等々も誰かがやってくれるわけ・・・?」と噛み付きたくもなるわけです。政治家は自分たちには都合の良い勝手な法案を作ったり、法律の改正をしたり「まったく「日本」ってどんな国?」と嘆き節の毎日です。それなのに「自分たちは領収書の添付もしない!」とか「年金を横領して自分の借金も返済しても軽いお咎めだけ・・・?」なんて民間ではあり得ない話で、「なぜ「日本」ってこんな理不尽なことが簡単にまかり通ってしまうわけ?」と諦め気味のドクターMでした。こんな状態ではドクターのモチベーションは下がり続ける一方で、この国の「医療崩壊」はどこまで進むのでしょうか?(でもそれが「アメリカに右に倣え」の今の日本政府の目指す方向性で、結局彼らの思う壺ではないでしょうか?)

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| その他 | 06:04 | comments(1) | trackbacks(4) | ↑PAGE TOP
「お客さん、四季はメリハリがないとどの業界も不景気ですよ!」
 もうそろそろ10月、「衣替え」の季節だというのに、連日暑い日が続きます。新聞でも連日この「異常気象」関連のニュースが報道されています。「サクラ:「春が来た」と勘違い 季節外れの花数輪−−黒潮・国道56号 /高知(9月25日15時1分配信 毎日新聞) 黒潮町(旧大方町)灘の国道56号沿いにあるサクラの木1本で季節外れの花が数輪咲いている。詳しい原因は不明だが、台風11号の影響で葉が飛び、春先と同じように“はだか”となり、その後の残暑でサクラが「春が来た」と勘違いして花を咲かせたらしい。高さ約10メートルほどの枝の先に6輪ほどの花がついており、国道を走るドライバーたちも車を止めて「年に2度も花見ができるとは」と見上げたり、写真を撮ったりする人もいた。」とか「見ごろは12月? 関東の紅葉は遅め(9月27日18時45分配信 産経新聞) 気象庁は27日、関東地方の紅葉の見ごろの時期が、平年と比べて5日以上遅くなるとする予想を発表した。都心部では、12月まで見ごろがお預けの場所もありそうだ。各地の予想される見ごろの時期(カッコ内は平年)は、尾瀬(群馬など)が10月中旬〜下旬前半(10月上旬〜中旬前半)▽中禅寺湖(栃木)が10月下旬〜11月上旬前半(10月中旬後半〜下旬)▽高尾山(東京)が11月下旬〜12月上旬前半(11月中旬〜下旬前半)▽鎌倉(神奈川)が11月下旬後半〜12月上旬(11月下旬〜12月上旬前半)▽明治神宮外苑(東京)が12月上旬〜中旬前半(11月下旬後半〜12月上旬)など。同庁によると、見ごろは9月の気温をもとに予想するが、今年は26日までの24時間平均気温が、東京で平年を1.9度上回る25.8度となるなど高いため、色づきが遅くなると予想されるという。」とのこと。我が家の庭先でも杏の花が咲いていたり、つつじが花を咲かせていたりと「エッ!もうすぐ春だっけ・・・?」と勘違いしてしまいそうなおかしな現象が見られています。クリニックでもいまだにエアコンを運転しているこの異常気象。朝晩は若干冷えるものの、当然の如く?例年に比べて風邪をひいている患者さまも少なめで、ここ都筑区の医療機関全体でもかなり厳しい状況だそうです。(当然それに伴い、薬局も「閑古鳥」状態らしい・・・?。)恐らく秋冬物の電化製品や洋服等はまったく売れない「不景気状態」?が容易に想像できるわけで、以前乗車したタクシーの運転手さんが「お客さん、四季はメリハリがないとどの業界も不景気ですよ!冬もこんなに暖かくちゃサマリーマンのお父さんも「あかちょうちん」におでんや熱燗も飲みに行かないから飲食店は最悪だし、出かけても寒くなければタクシーにも乗らずに歩いて帰ってしまうし、我々の業界だって商売上がったりですよ!」と嘆いていましたが、みなさんの業界はいかがでしょうか?その運転手さん曰く「この暖冬で景気が良いのはゴルフ場と自転車やバイク屋さんくらいですよ!」と面白いことを言っていました。10月1日からは当院でもいよいよ「インフルエンザ」の予防接種の開始ですが、「こんな暖冬だと果たして・・・?。」超ブルーなドクターMにとっては恵みの暑さかも知れません。

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| 生活 | 06:33 | comments(0) | trackbacks(12) | ↑PAGE TOP
「何事も努力なしではあり得ない!」
 昨日も外来は凄まじく、200人近い患者さまが見えられました。ドクターF先生との二診の外来でも結構アップアップで、診療後は昨日も「疲労困憊」状態でした。それでも午前の診療後はメーカーさん数社と面会。午後の診療後も数社のメーカーさんと港北ニュータウン生活情報誌「フレバン」の方と次号の打ち合わせと職員の面接を済ませました。うれしい悲鳴なのですが、最近はやけに新患の患者さまが多くそれも「ご紹介」や「口コミ」の患者さまがほとんどであります。が、その分私自身の疲労度はかなり重度でなかなか疲れが抜けません。またそれに伴い患者さまの待ち時間も長くなりつつあり、火曜日も受付で数名の患者さまからお叱りを受けましたが、ドクター1人で1日約200名近い患者さまをお待たせずに診察していくには限界があります。(「どうしたものかなあ・・・。」)ドクターは一般的には「知的労働」?と言われますが、現状は「肉体労働」そのものです。確かに私自身も普段メスより重たいものは持ちませんし、汗水たらしながら身体を動かす仕事でもありません。但し、昨今は患者さまとの「接患(患者さんに接する態度)」には異常なほど気を使いますし、もちろん「誤診」等々が許される仕事でもありません。ともかく異様に気疲れする仕事であることは間違いありません。最近は多くの患者さまにいらしていただけることは「ドクター冥利」につきますが、身も心も結構限界で、周りの方にも「なぜにそんなに頑張るのですか・・・?」とご心配をかける事も多々あります。自分自身としては以前よりはテンションもだいぶ「下がり気味」?だとは思うのですが、周りの方から言わせるとまだまだ普通の方より何十倍いや何百倍もテンションが高いようです。多くのドクターと同様に「週休2日」で秀でていくことは難しく、私たちの下降線一途の業界では、いくら頑張り抜いても「現状維持」が精一杯な訳であります。「先生は仕事好きですね!」ともよく言われ、誰も信じて頂けませんが私自身は「そんなに仕事が好きな訳ではありません。」ただ異様なほどの「負けず嫌い」なことは確かなようで、人に負けることは好きではありません。全身全霊を傾けて仕事をしているから、多くの患者さまにも頼っていただいている?訳で「何事も努力なしではあり得ない!」訳です。まただからこそ仕事も生まれてくる訳で黙ってボーっとしていても仕事なんか湧き出てくることもないのです。でもなかなかそう思える方は世の中少ないようで、何故か奇異に見られるドクターMでした。(でもどんな仕事でも一緒です。「事務職」でも「営業職」でも他の人より秀でるためにはみなさん陰で努力をしている訳で、「ノホホン」としていてトップを取れるほど世の中そう甘くはありません。みなさん、そう思いませんか?)

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| 仕事 | 06:08 | comments(1) | trackbacks(3) | ↑PAGE TOP
ガーン!!!「老眼」???
 先日、私の眼科かかりつけ医であるセンター北のH先生のところへ眼の定期健診へ。もともと眼はあまり良くなく、(強度の近視と乱視です。)高校生の頃から授業中は眼鏡をかけていましたが、ドクターになってからは当直や手術もあり、眼鏡を取ったりはずしたりが面倒でソフトコンタクトレンズを装着しています。最近近くのものがどうも見にくいので、先生に相談してみるとやはり私の予想通り「先生、老眼が少し入っていますよ!」と指摘され、かなりのショックでした。(ガーン!!!「老眼」???)「老眼」については医学部の講義でも習いましたが、インターネットで調べてみると、「老眼は誰もがなる“目の老化”です。 老眼は40歳前後から始まる誰もがなる目の老化で、水晶体の調節力が弱まった結果、近いところがみえにくくなる症状を指します。“自分はまだ若いから”と無理をするといろいろ不都合が生じてきます。老眼になると・・・近くが見えにくくなっているのに無理をしていると、次のような症状が現れます。肩こり,目の疲れ,頭痛,吐き気 あてはまる人は眼科の先生に相談してみましょう。」とのこと。「「まとめ」として、遠視と老眼は違うものですが、どちらも目の疲れを中心とした症状に、からだの疲労が加わります。近くを見る作業を長く続けると、目やからだに疲れがたまります。あまり目が疲れやすいようであれば、眼科の先生に相談してみましょう。」と記載してありました。研修医の頃、切断指の再接着手術(いわゆる「マイクロサージェリー」と言われる顕微鏡下で血管や神経を縫合しつなげる手術)の際、当時講師クラスの先生が「老眼が少し入って、見づらいなあ・・・。」なんておっしゃっていましたが、当時は20代でイケイケ研修医の頃。今一歩何のことだかわかりませんでした。最近そう言われると「老眼ってこういう感じなんだ・・・。」と寂しく感じることがありますが、H先生に「先生のおこなっている皮膚のアンチエイジングはいろいろありますけど、残念ながら眼のアンチエイジングはまだないんですよ!」と言われいささかショックでしたが、要は「見た目は若く飾れても臓器の歳は隠せない。」訳です。(皮膚も臓器の一部と言えば一部なのですがね・・・。)一昨日も診療後、某美容医療機器メーカーさんからさらに新しいスキンリジュビネーション(いわゆる「皮膚の若返り」)の機器をプレゼンテーションされワクワクしましたが、そう次から次へと数百万から一千万単位の美容医療機器を購入することもできません。(と言いつつも、かなり心はぐらついておりますが・・・。)一昨日の疲れが昨日も今一歩取れず、一日中家に居ましたが、「やっぱり歳には勝てないなあ・・・。」と寂しく思いつつも、「そんなネガティブな気持ちじゃあ、勝てないなあ・・・。」と今日も身体に鞭を入れつつも頑張るドクターMでした。みなさん今日も頑張りましょうね!

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| その他 | 06:03 | comments(0) | trackbacks(9) | ↑PAGE TOP
「不覚にも一次会で退散・・・。」(やっぱり別の日にすれば良かった・・・。)
 昨日は先日9月20日のブログで「私的には来週の日曜日23日秋分の日と24日振り替え休日の月曜日と臨時休診で連休となるので、今週末の22日土曜日と25日火曜日が考えただけでも恐ろしい?外来となりそうで今から憂鬱です。患者さまとは不思議なもので、何故か休診前や休診明けの外来日が明らかに混んでいるとわかっていても集中する傾向があります。」と予想した通り?1週間前の18日よりもさらに多くの患者さまが見えられ、終わってみると大きく200人を越えていました。診療終了はほぼ時間通りに終わったものの、予想以上の「疲労困憊」状態で、連休で骨休みして蓄えたパワーはあっと言う間に切れてしまいました。(「ウルトラマン」で言えば完全にカラータイマーが切れてしまった状態でした。)それでも診療後は前々から楽しみにしていた仲良しのH先生との食事会。早々にタクシーで伊勢佐木町に向かいました。馴染みのお店で約2時間、日頃のストレスをぶつけ合いながらいつも通りの楽しいひととき。でもいつも以上に生ビールが進まず、(中ジョッキ1杯半が精一杯でした。普段はH先生よりも若干早いペースでアルコールが進むのですが・・・。H先生は中ジョッキ2杯は確実に終わっていました。)そしていつの間にか会計に・・・。私としてはいつも通り2次会にも参加する予定だったのですが、お店を出ると1台のタクシーが停車しており、「もしかするとメーカーさんがあまりにも私が疲れた顔をしていたので、気を使ってタクシーを呼んでいただいたのかも?・・・。」なんて思いました。2次会の場所はタクシーに乗って行くほどの距離ではないので、タクシーに乗るのもあまりにも変ですし、かといって「せっかく呼んでいただいたタクシーをお断りするのも失礼かなあ・・・。」なんて思いながら、H先生とメーカーさんを残して不覚にも一次会で退散してしまいました。(H先生、申し訳ありませんでした。そんな気もなかったのですが・・・。帰宅して時計を見たらまだ何と22時を少し過ぎた位でした・・・。)以前にH先生が私に気を使っていただいて「25日の火曜日は連休明けで外来が「激混み」でしょうから、他の日でも良いですよ・・・。」とおっしゃっていただいていたのですが、私自身が「平気ですよ!遊びですから・・・。」なんてお断りしていたのです。「やっぱり歳には勝てないなあ・・・。」と情けなく感じながらも「やっぱり別の日にしておけば良かった・・・。」なんて「後悔先に立たず。」状態のドクターMでした。「H先生、今度はレセプトでも終わったらF先生も含めて一緒に遊びに行きましょうね!今度は体調万全で臨みますね!またよろしくお願いしますね!」

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| その他 | 08:31 | comments(1) | trackbacks(2) | ↑PAGE TOP
「今の時代、景気の良いドクターなんて誰もいないよ!」
 一昨日の宴会での会話のひとコマ。某ドクターが一言。「今の時代、景気の良いドクターなんて誰もいないよ!」。先日の読売新聞の一面でも書いてありましたが、「「高齢医療の負担増を凍結 与党、法案提出へ」 児童扶養手当も 参院選惨敗で転換 政府・与党は20日、2008年4月から予定していた高齢者医療費の窓口負担の1割から2割への引き上げなど、国民の負担増や給付削減につながる医療・福祉政策を凍結する方針を固めた。早ければ今国会に議員立法で凍結法案を提出し、成立を目指す。参院選での与党の惨敗を受け、弱者に配慮した政策が不可欠と判断した。凍結に伴う国の財政負担は1000億円前後に上るとみられる。」とのこと。どうせ何もわかっていないし、わかろうともしない政治家や官僚、お役人様様のことですから、次の衆議院選挙で自民党が勝つようなことがあれば、当然「凍結は白紙。消費税アップ」は時間の問題ですが、宴会でもみなさん景気の悪いお話ばかり。某友人が実家の代々続いた病院を経営難で売却したお話等々を始めとした暗いお話ばかりで、景気の良い話などは1つもありません。地方はもちろん都内でもごく一部の大病院を除いた中小規模の病院では医師,看護婦不足と経営難はさらに深刻で、小児科や産婦人科はもちろん閉鎖。内科や外科の医師不足ももう今や「常識の世界」で、専門外来は次々閉鎖。当然少ない医師と看護婦さんではハイリスクの患者さまは受け入れられる体制もあり得ず、受け入れ拒否。下手に受けて「医療訴訟」にでもなれば自分自身も一生を棒に振ってしまうので、ドクター自身も以前のようにハイリスクな患者さまはもちろんハイリスクな治療や施術も出来なくなりました。「医療崩壊」は地方だけではありません。都内や神奈川県等々の首都圏でも当たり前の時代です。「救急車のたらい回し」なんてマスコミで取り上げられるのは氷山の一角で、当院のような小さなクリニックですら、救急患者さまの受け入れ先を探すのは「至難の技」?となりつつあります。数年前に小泉政権で始められた「新臨床研修医制度」(結局は「理想論」。日本全国どこの大学でも医局員は激減。当然医局から関連病院にはドクターは派遣できず次々引き揚げ。新しいドクターの卵も2年の研修期間の間に「3K」色の強い診療科には誰も行かない。)なんて、いち早く中止しないと取り返しのつかない状況にすでになっています。「なぜこんなことが世の中の政治家や官僚、お役人様様はわからないのでしょうか?」(結局自分たちの利権さえ確保できれば国民のことなどどうでも良いのではないでしょうか?)世間の大多数の病院や診療所はすでに青色吐息で、「如何に潰れないように経営していくか?」で精一杯であります。某友人が宴会の席で言い放った一言。「今の時代、景気の良いドクターなんて誰もいないよ!みんな生活をしていくのに必死だよ!生き残りに必死だよ!」とはまさしく今の「医療崩壊」を一言で表現した切実な医療現場の一言で、「世の中こんなにお医者さんいじめてどうするの・・・?」と自身も悲痛な叫びをしたいドクターMでした。

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| 社会 | 06:00 | comments(3) | trackbacks(8) | ↑PAGE TOP
「2007年度北里大学同窓会」に行ってきました!
 昨日より年に1日だけ唯一日曜日を休診にして参加する「2007年北里大学同窓会」に行ってきました!例年は11月の第2週の日曜日を休診にして参加することが多いのですが、今年は昨日からの1泊2日の開催でした。昨日の午前11時にお台場の「都立潮風公園バーベキュー広場」に集合し、夕方までバーベキューを楽しみ、その後はたまたま開催していた「お台場祭り」へ参加。フジテレビの展望台から見学コースを周り、子供たちは大喜び!!!夜は宿泊予定の「ホテル日航東京」隣の「メディアージュ」にある居酒屋?「権八」で宴会。午前0時頃まで6家族、総勢21名での宴会で、1年ぶりの再会で話もつきませんでしたが、十分に気分転換もできました。(でも、さすがに昨晩はよく眠れました・・・。)それでも今朝は6時台に起床し、ビュッフェで朝食。いくつになっても「ビュッフェ」に行くと食べすぎてしまいますが、朝からお腹いっぱい朝食を取り、仲良しのドクターF先生の家族とともにホテル前の台場駅からモノレールに乗り、「船の科学館」へ。以前学生時代に出かけたことはありましたが、当時の記憶など何もなく大人でも十分に楽しむことができました。その後青海駅前の「パレットタウン」に。軽めのランチを済ませ、子供と家内たちはこれまたたまたまやっていた大道芸を小1時間楽しみました。子供たちもドクターF先生のお兄ちゃん2人と朝からかくれんぼやおにごっこをしたりで遊んでもらい、完全にヒートアップ状態。案の定、「パパ、足が痛いよ!抱っこして・・・!」と泣き叫び、パパ的にはうれしく思いつつも「パパも限界・・・。それで抱っこ・・・?」と内心感じながらも抱っこをしながら、階段を上りました。(「きっと今だけです。そんなことを言ってくれるのも・・・。」)ランチを済ませ、ひと休み。子供たちはバレエのレッスンが15時30分からと続いて16時40分からと2レッスンあったので、慌てて帰路に着きました。(普通は「バレエのレッスン」を簡単に休ませるのが今時でしょうが、遊びの用事で簡単にお休みさせるのは「子供の教育上、良くない!」と常々考えていますので、子供たちは始めるまでは疲れ果てて「ブーブー」言っていましたが、上の子も下の子もレッスンが始まった途端、背筋も伸び頑張りました。(「よく頑張ったね!」と精一杯頑張った我が子供たちを抱っこして褒めてあげました。)何か普段よりもさらに慌しいスケジュールぎっしりの遊びも満喫し、子供たちも「でもやるべきことはやった。」あっという間の2日間でした。明日はまた連休明けの凄まじいことが十分に予想される外来ですが、「子供たちも十分に頑張ったバレエのレッスン。」今度はパパが「頑張る」見本を見せる番かもしれません。

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| 生活 | 20:09 | comments(1) | trackbacks(7) | ↑PAGE TOP
胃に穴が開きそうな「看護師不足・・・。」(また今日も眠れない・・・。)
 以前から「看護師」さんの不足は実感していましたが、ここ1〜2年の「看護師」さんの不足は私にとっては毎日胃に穴が開きそうな悩みの1つです。連日マスコミにも「「看護師不足、全国の病院で争奪戦 「手厚い配置」で診療報酬アップ 医師会、地域医療崩壊懸念」 全国の病院が看護師の確保に奔走している。昨年4月の診療報酬改定で、入院病棟の看護師配置によって、病院が受け取れる入院基本料が増減する新基準が導入されたためだ。看護師集めを派手に展開する大病院に対し、防戦に追われる中小病院。看護師の不足感は強まり、診療報酬を決める厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)でも、混乱を鎮めようと議論が巻き起こっている。」等の「看護師不足」が問題になっておりますが、私たちドクターの集まりでも必ず出てくる話題の1つです。「看護師不足」は何も当院ばかりではないようで、仲良しのH先生もセンター北のH先生やあざみ野のK先生のところでも同じようで、ともかくどの広告媒体に求人広告を載せても1件も問い合わせもないことも多々あります。最近は「医療機器」と「看板広告」のためと言うよりも毎日「求人広告」のために働いている?ような感じで、かなりの矛盾と疑問を抱えながら日々ハードな仕事をこなしています。一体「看護師」さんはどこに隠れているのでしょうか?当院もオフィシャルサイトのトップで「「きれいなママでずっといたい…。」でお馴染みのクリニックで楽しく働いてみませんか?働きながらきれいになっていきませんか?■スタッフ大募集のお知らせ■ きれいなクリニック,メディカルエステ(サロン)で、楽しく働いてみませんか?正,准看護師 正職員:月給当院規定により優遇 今春新卒者でも260.000円以上可,レーザーピーリング等各種美容施術を無料で受けられる特典あり。パ−ト:時給〔平日〕1,600円以上,〔土・日〕1,700円以上」と言う条件でスタッフを募集していますが、なかなかままなりません。仲良しのH先生には「先生の所はそういう条件が出せるから有利ですよ!うちなんか「無料で上部消化管内視鏡いたします!」なんて書いたって、誰も来ませんよ!先生の所はきれいな看護婦さんが大勢集まるでしょうね!羨ましいなあ…。」なんて笑いながら言われたことがありましたが、そんなことはまったくありません。私自身、美容施術経験のある看護師さんを求めているわけでもなく、看護師さんとしての年齢や経験もまったく問うことはありません。先日のブログにも書きましたが、「ともかく一生懸命やっていただける方」を募集しているのですが・・・。なかなか上手くいきません。クリニック経営で「何が一番大変ですか?」と聞かれれば間違いなく「スタッフ集めとその労務管理」と瞬時にお答えすることが出来るくらい過酷で厳しい仕事なのです。そんな悩みが解消される時は「私自身がドクターを引退する時か?」はたまた「私の胃に穴が開くのが早いのか?」、私的には後者の方がはるかに早いような気がしますが、今日も胃に穴が開きそうな「看護師不足・・・。」に悩まされているドクターMでした。また今日も眠れない・・・。誰か「働きながらきれいになりたい!」看護師さん、どこかにいらっしゃいませんか?いつでも大歓迎です!

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| 仕事 | 05:25 | comments(2) | trackbacks(24) | ↑PAGE TOP
「子供からお年寄りまですべての人のためになりたい・・・。」
 私は4歳の頃に横浜の伊勢佐木町から現在の所に引っ越してきたのですが、幼稚園から小学校、中学校、高校と地元の公立の学校に通い、いわゆる純粋な「浜っ子」であります。小さい頃は「浜っ子」特有の「〜じゃん!」と言い続け、もうかれこれ40年程経ちます。先日亡くなった私の父は、現在の所に引っ越してきたと同時に「松井産婦人科医院」として開業し、私もずっと「地元」(いわゆる「ジモピー」)なので、当院のかかりつけの患者さまには私が小さい頃に小学校や中学校の授業参観で見かけたことがあるようなお友達のお父さんやお母さんの方も大勢いらっしゃいます。当然の如く、その手の患者さまは私が幼い頃半ズボンはいてランドセルを背負って、鼻を垂らしていた頃の少年時代を記憶されている方も大勢いらっしゃいます。なかには今でも他の患者さまがいらっしゃる前でも「潔ちゃん」だとか「キヨちゃん先生」とお声をかけてくださる方もいらっしゃいます。私自身は「当クリニックは、理想的なプライマリ-ケアを目標に、診療科にとらわれず赤ちゃんからお年寄りまでファミリ-で頼れる新しい形の地域密着型のクリニックをめざしております。」ので、そう言って親しみを感じていただけると非常にうれしく感じます。「先生も立派になったわね・・・。」とか「小さい頃からよくお勉強してたものねえ・・・。」とか「うちの娘と同じクラスだったわよねえ・・・。」等々、昔の話をよくされる患者さまも時々いらっしゃいます。昨日の外来の1シーン。80歳ほどの当院かかりつけの女性の患者さま。看護婦さんや受付事務の女の子に「私はこの先生のお父さんに子供を取り上げてもらったのよ!まだこの先生が幼稚園生だったわね!私自分の息子と歳が近かったからよーく覚えているの!お父さんにはホントお世話になったけれど、今度は息子さんに面倒を見てもらうの!私、先生が大好きなの!先生、頼りにしてるわね!」とおっしゃられました。ドクターとしても男としても?悪い気がするものではありません。もちろん私も「◯◯さん、僕が最後まで面倒みてあげるからね!何か身体のことで不具合があったら何でも僕に相談するんだよ!」とお答えし、そのおばあちゃんはニコニコしながら「先生、明日も来るわね!」と言いながら帰られました。現代の世知がない世の中。お医者さんと患者さまとの関係が良くも悪くも崩れてしまった昨今、こんな外来の1シーンは昔の良き時代の映画の1シーンのようにすごく新鮮でなぜかすごく「ホッ」としたドクターMでした。(「子供からお年寄りまですべての人のためになりたい・・・。」そんな気持ちを純粋に持ち続けることができれば「究極のかかりつけ医」になれる日は近いと思うのですが・・・。)

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| 仕事 | 06:04 | comments(3) | trackbacks(6) | ↑PAGE TOP
「こんなドクターMですが、あなたも一緒に働いてみませんか?」
 昨日もドクターF先生と2人で朝から黙々と外来をこなし、終わってみれば一昨日の200人には及ばなかったものの、私が実際に診察したのは150人弱。私的には気持ち的にも身体的にも非常に楽で、ドクターF先生には「感謝感激!」です。昨日で3日目の外来でしたが、早くもドクターF先生目当ての患者さまも増えてきており大人気の外来です。またまた今日で「ブログランキング」に参戦して約1週間弱。昨日の7さんからのコメントで「今日のランキング、第9位ですね!着々とベスト3へ向かっているようで、なによりです。目指せトップ★★★★★★★★と思う7でした。」といただいたように私自身もビックリ!の早くもトップ10入り。ブログを書くモチベーションもさらに上がります。また、「センター南医療ヴィレッジ」のドクターM先生からもコメントをいただき、ドクターK先生と同じく「ブロ友」になれそうでうれしい限りです。相変わらずスタッフ不足は悩みの種ですが、昨日某派遣会社から「エステティシャン」の女の子を紹介していただき、スタッフ不足も徐々に解消されつつあります。現有のスタッフは受付事務員の女の子,看護婦さん,エステティシャンの女の子みんな良くやっていただいているので、脱毛を始めとした美容施術はある程度好きにしていただいています。先日も某求人案内に「働きながら、きれいになっていきませんか?」と求人広告を掲出しましたが、今のご時勢なかなか仕事に対してモチベーションの高いスタッフはそう多くありません。私的にはもう1,2人受付事務員の女の子と看護婦さんが集まれば言うことないのですが・・・。世の中そう何でも上手くはいきません。但し、私自身「仕事に対するモチベーションの低い方や自分の義務も果たさずに権利ばかり主張される方とはいくらスタッフが少なくてもお断り!」と言うスタイルだけは貫いていたいと常々考えています。(もちろん「理想」だけでは無理なこともありますが・・・。)基本的に自分自身のクリニックなので、自分の嫌いな方とは仕事はしたくありませんし、我慢をしてまで雇用したくもありません。「一生懸命やってくれるスタッフ達と働きたい!」「スタッフは財産である。」と常々考えていますので、一生懸命やってくれるスタッフにはともかく愛情を持って大切にしたいのです。上司と部下。私自身も勤務医の頃、優しい先生や恐い先生、厳しい?いや?厳しすぎる先生等々いろいろな先生と一緒にお仕事をさせていただきましたが、自分に対して愛情を持って接して下さっていただいているかどうかは余程のアホでない限りよくわかるものです。人気の上司ベスト1の「星野 仙一」氏のように「どんなに厳しくても、最後まで面倒をみてあげれる」ような理想の上司になれるよう私も日々勉強の毎日です。こんなドクターMですが、あなたも一緒に働いてみませんか?

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